[カナリア諸島] グラン・カナリア島

カナリア諸島のグラン・カナリア島、 Las Palmas (ラス・パルマス)に5週間滞在し、リモートで仕事しながら現地の人々に溶け込んだ生活を送ろうとしています。

こちらに来て気づいたことを書いてみます。

地図

スクリーンショット 2016-02-09 2.15.17
【カナリア諸島】スペイン本土の南西、モロッコの西
スクリーンショット 2016-02-09 2.15.43
【グラン・カナリア島】隣のテネリフェ島と並んで、欧州で有名な観光地

気温

どのウェブサイトを見ても一年中温暖で平均20度前後、と書いてあります。

いまは一応2月で冬ですがビーチにある温度計によると、日中は20〜25度、夜は18度程度。ただビーチの温度計は風による温度変化に影響されない(らしい)ので、体感温度はもう少し低く、軽めの上着が必要です。

日差しが強く、夕方3〜4時頃は一番暑くなる時なので、2月でも充分海水浴を楽しむことが出来ます。

gran canaria weather.001.jpeg
年間平均気温20.7度、年間最高気温23.8度、年間最低気温17.7度、年間降水量133ミリメートル
(1971~2000年の平均、世界気象機関データ)

 

普段は英国南西部のバースという街に住んでいますが、グランカナリアの水質が良くて驚きました。水道の水をそのまま沸かして、料理やお茶を飲んでいますが全く問題ありません。見た目も味もほとんど軟水で、バルセロナよりも断然こちらの方が美味しいです。

 

食材と価格

牛乳、卵、パン、野菜など基本的な食材はとても安く新鮮です。いろんな意味で自然に近く、味や色も濃くて美味しいけれど、卵の殻などは洗いたくなる感じ。牛乳がスペイン本土と似た味がします(島で飼育できないので当然)。こちらについては別途書こうと思います。

 

ビーチ

Las Canteras (ラス・カンテラス)と呼ばれる比較的観光客の少ない、現地の方が多い地域に滞在しています。ビーチ沿いに整備された遊歩道があり、レストランやカフェがどこまでも続き、美しく変化する海を食事したり散歩したりしながら、のんびり楽しむことができます。

スペインで最も美しいビーチと呼ばれるにふさわしく、海の透明度と色は青と緑の溶け込んだ素晴らしい色です。天然の砂浜は黒色ですが、北にいくほど黄色くなめらかな砂浜になります。

IMG_6987IMG_6994

人々

人々はよく喋りますが、陽気で活発というよりも、落ち着いていて思慮深い人が多い気がします。

スペインらしい風景としては、おじさん達がバーに集まってサッカーに観入っていたり、身綺麗にお化粧したおばあちゃんがベンチに集まってゴシップに花を咲かせていたり、ビーチでラケットを手に真っ黒になってボールを追いかけるおじいちゃん達、制服を着た子供達、など各々が自分たちの生活をゆったり楽しんでいる印象があります。

基本的にうるさく騒いだり、人に迷惑をかけることをする人が少なく、他人に配慮できる方が多いです。

治安

スペイン本土や欧州都市と比べると、格段に安全な印象です。

犯罪発生率は低く、スペイン本土でしょっちゅう発生するスリや置き引き、強盗などあまり報告されないようです。ホームレスの人々もたまに見かける程度、物乞いをされることもあまりありません。

(※日本から来る場合はもちろん、ブランド物や多額の現金を持たない・見せない、カバンは身体から離さない、など警戒心を常に高く持つことは必要です。)

 

カフェ

こちらのコーヒー(cafe)は、濃いめで深みがあります。特にカフェラテ(Cafe con leche)、少し強めでミルク少なめがよい方はコルタード(Corlado) が飲みやすくてお勧めです。サイズがcorto(小)とlargo(大)で選べますが、エスプレッソの量は同じでミルクの量が違います。

高いレストランで頼まない限り、どれも大体1ユーロ20セント程(イギリスの半額以下)です。

Nuteraと呼ばれる日本でも人気の高いチョコレート・スプレッドがありますが、こちらが入ったカフェモカ(Moracchino イタリア語で”モロッコの”という意味)はミルクフォームとココアが振りかけてあり、少し甘めが好きな方にお勧めです。

基本テーブルで注文・会計しますが、自分で店内に歩いて行って払うこともできます。

チップは特に渡す必要はありませんが、サービスが良かったり気に入った場合に10%ほど受け皿に置いておくと喜ばれ、顔を覚えてくれます。

IMG_7004

 

Leave a comment